The art of jewelry making
muskaのジュエリーが緻密に作られているのは、デザイナー自身が宝飾技術を深く理解し、優れた職人とともに制作をしているからです。
田中佑香は大学で美術史・美学を学ぶ傍ら、アンティークビーズを用いたアクセサリーを制作していました。
しかし、徐々に、より本格的なジュエリーを志すようになり、大学卒業後、職人に師事し、宝飾技術を習得しました。
muskaを始めた当初は、田中が一人で全ての工程を行っていましたが、今では、長い信頼関係を持つ数人の職人たちとともに制作を行っています。
全てのステップにおいてデザイナーと、各分野の高度な技術を持つ職人が共に細部を詰めることで、洗練された高い品質のジュエリーが作り出されます。
Japanese traditional goldsmiths’ skills
海外で暮らしたり、宝石の仕入れのために海外へ出向いたりした際に田中が見てきたジュエリー技術と比較して、日本のスキルの高さはとても目を見張るものがあります。
そして、そうした日本の高度な技術をきちんと継承していく必要があると感じています。
日本の宝飾業界、とりわけ製造現場には若者の入職者が少なく、高齢化に拍車がかかっています。私たちは、高度な技術を活かしたジュエリーを作ることが宝飾産業を支え、技術を継承することになると考えています。
良いものを生み出すことはもちろん、日本の宝飾技術を持続可能なものとするためにも、私たちは技術志向のものづくりに徹底してこだわっています。